女性の社会進出のためには、保育園と「働く喜びの実体験」が必要

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女性の社会進出のために、保育園などの設立の必要性がさけばれている。もちろんそういったハード面は必須だと思う。特に働きたいと思っている人にとっては、環境が整うことはとても重要なことだ。

しかしながら私は一方で、そもそも「働きたい!」と思っている女性が周りをみても少ないことに、非常に危機感をもっている。つまり、保育園も大事だけど、そもそもの母数も増やさないといけないのではないか?ということだ。
実際に平成26年度内閣府調査では、20代の「専業主婦」希望が58.5%と、60代に次ぐ高い割合となっている。

しかしながら現実は・・・、夫婦共働き世帯59.9%、専業主婦世帯が30.1%という割合である。

「仕事が好き!」「ずっと働きたい!」と思うためには、仕事での成功体験ややりがいを体験しているかどうかがではないだろうか。しかし結婚〜妊娠〜出産〜子育てをする20代後半〜30代中盤頃までに、仕事を任されやりがいを知っている人は多くないと思う。

私は仕事をずっと続けたいと思う。それは仕事は自分を発揮できる楽しいもので、好きだからだ。
20代でたまたま自分に向いている仕事に出会え、自分のできることが増える喜びを知り、30代ではマネージメントやフリーで働くことを経験し、いろいろな経験ができる仕事というのが好きになった。

この経験をできたのは、悔しくてトイレで泣いたりするくらい、めちゃめちゃ働いたからだと思う。

働きまくったから今も独身なのか、結婚してないから働きまくったのか、鶏が先が卵が先か分からないが、仕事の喜びを知ることができたことに満足しているとはいえ、30代も半ばを超え子供がほしいと思うと、人生設計に焦る。結婚は努力に比例しないからいつできるか分からないし、周りは不妊治療を受けている夫婦がとても多く、計画通りにできるかどうかなんて未知数だから。

だから大人にいいたいのは、若者にどんどん仕事をさせて、仕事の面白さややりがいを体験させてほしい。
それが結局のところ、女性の社会進出に加速をかけるのではないだろうか。

そして今の20代の人に言いたいのは、これからは働かざるおえない時代なんだから主婦・主夫なんて考えず、とりあえずで就活して、20代でめちゃめちゃ働いて、30歳までに自分に合う仕事を見つけて、30代から自分の仕事人生をスタートさせればいい。働きたくないなら、早期リタイアできる仕事にすればいい。海外に行きたいなら、リモートワークできる仕事にすればいい。自分のペースで働きたいなら、起業すればいい。ずっと働き続けたいなら、卵巣を冷凍保存する方法だってある。

そんな20代を過ごすために、10代で世の中にはいろんな仕事があって、いろんな働き方があることを知ってほしい。そのためにいろいろな職業の大人に出会ってほしいという想いもあって、このサイトを立ち上げている。

どうかこの社会に、自分の才能を発見できて、「働くことが好き!」という人が増えますように。
このサイトがその手助けができると幸いです。