日本の教師は世界一多忙?!

部活イメージ写真

現在現役講師の長時間労働が問題になっているのをご存知ですか?
その主な要因は、「部活動」といわれています。実際に私の中学講師の友人も、月〜金は授業&土日部活で休みがないと疲弊していました。

実態に関してですが、文部科学省のレポートによると、日本の教員は世界一多忙と報告されています。具体的には、1週間あたりの労働時間が、国際平均38.9時間に対し、日本は53.9時間と 15時間も差があります。その要因のひとつに、「教員以外の専門スタッフが少ない」という問題が挙げられており、全教職員における教員の割合は、米56%、英51%に対し、日本は82%で、日本の教員が多岐に渡る役割を課せられている実態が分かります。

中でも「部活動の指導」における負担が指摘されおり、日本労働組合総合連合の調査では、休日の睡眠時間が労働者平均9時間16分なのに対し、教員は6時間52分と約2時間も少ない結果となっており、教員が休日を十分に取れていない実態が明らかになっています。

また日本体育協会の調査によると、担当している部活動の競技経験が無い教員が顧問になっている割合が、中学校では45.9%、高等学校では40.9%であり、実際に約40%の 指導員が専門的始動の不足を感じていると報告しています。ここから教員の長時間労働だけではなく、スキルや経験不足により十分な指導が出来ていない課題も分かります。

現在部活動の立ち位置としては、基本的に教師に任されています。つまりどれくらいするか、何をするかというのはその教師次第ということです。しかしながら任されてるとはいえ、どの部活を受け持つかは顧問がいない部活だったり、保護者から「もっとやってほしい」と言われる場合もあるそうで、完全に自由とはいえません。

私はこの部活動の顧問の問題も、当サイト「答えのない授業.net」にて解消できると考えています。なぜなら例えば大阪市も現在部活顧問を外部委託しており、もっと外部委託の数を増やしたいと考えていますが、現在委託している民間委託の場合、部活動の10%を委託するだけでも年間数億円必要となってしまい財源が不足します。ここで注意したいのが、民間に委託するのが高額なのではなく、それが人材紹介モデルのため仲介料が高額になり、結果コストがかかってしまっているということです。しかしながら当サイトは成果報酬型のマッチングサイトですので、手数料が少なくノーリスクで探すことができます。

また現在は顧問を探す場合、各学校が独自で探す場合が多く、人材が見つからないケースが多々有ります。みつからない理由としては、先生方が自分の知り合いを探すというコネ方式で探す場合が多いからです。この課題についても、様々な分野の実務経験者が登録している当サイト「答えのない授業.net」で解決できると考えています。

私はこのサイトで、社会的問題が解決できると考えております。まだ講師登録がまだの方も、未来の子供達のために、社会問題解決のために、講師登録のご協力をどうぞよろしくお願いします。

*参考資料
学校運動部活動指導者の実態に関する調査

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