日本の約49%の仕事が人工知能で代替可能に?

将来の仕事イメージ写真

2015年12月に野村総合研究所が発表したレポートによると、10〜20年後には「日本の労働人口の49%が、人工知能やロボット等で代替可能になる」と発表しています。代替可能な職種と不可能な職種が細かく掲載されています。

簡単にいうと、AIによって代替不可能なのは、「創造性や協調性が必要な業務や、非定型な業務」です。つまり今から将来を考えるならば、創造性のある仕事、協調性が必要な仕事、否定型な仕事やスキルを身につける必要があります。またリストをみていると、人向けのサービス業は残る可能性が高そうです。一方で、決まったことをきちんとやるような仕事は、なくなる可能性が高そうです。

さらには現在にはない職種も多く出てくると思います。例えばユーチューバーとかは、YouTubeという動画サービスが出来たから生まれた職種です。

私は以前「ケイコとマナブ」というリクルート社の雑誌編集部にいたのですが、その時に職種というものは、既存のものではなく勝手に作っていいものだと知りました。実際に、例えば若手の寿司職人を募集するために、パティシエとくっつけて「寿司ティエ」と呼んで、がんこ親父のイメージを払拭しようと勝手に名付けていました・・・(結局は広まりませんでしたが)。また以前は「ハイパーメディアクリエイター」という職種の方もいましたね。結局のところ何をやっているか分かりませんが、とても面白い職種名だと思います。

そうなんです、職種なんて自分で作って言い切っちゃえばいいんです。私はそういう人こそが生き残ると思います。だから以前の記事でも書きましたが、「何になるか」ではなく「何をやるか」なんです。そしてこの「何ができるか」には、スペシャリストでありジェネラリストであるというような、幅と流動性がある方が生き残る気がします。

さてさて、私の職種名は何にしよう?「エドケーション・チェンジ・クリエイター」とかどうでしょう?!「教育に関しての何でも屋」を目指したいと思っています。