目指すべきはスペシャリスト?ジェネラリスト?

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これから目指すべきなのは、スペシャリスト(専門家)なのだろうか?それともジェネラリスト(幅広くなんでもできる人)なのだろうか?

結論からいうと「流動性のあるスペシャリスト」だと思う。

その答えは、これからの働き方にあるだろう。今後はますます副業やリモートワークが広がるといわれている。また会社組織に入って働くだけではなく、プロジェクトごとに内外のメンバーが招集されて働くスタイルになるといわれている。つまり毎日同じ会社に行くのではなく、プロジェクトごと違う場所(または自宅)で、違うメンバーと働く時代だ。

そうなると必要となるのが「専門性」である。あなたがどこに所属しているのか?ではなく、「何ができる人なのか?」が重要になる。

昔からあるオールアバウト、最近はnotecakesなど、専門家による情報発信サイトは近年とても活発で、専門的な知識がお金になる時代だ。それを考えても専門性が必要だと思う。

しかしこれから20年後には、約49%の職種がなくなると言われている。これは人工知能によって現状ある職種が必要なくなり、もちろん新しい職種も出てくるだろう。このように未来が読めない時代では、時代によって変えていく流動性が必要になる。

例えば私も雑誌編集者だったが、ネットの台頭によりネットメディア編集者になった。それで雑誌編集者に残った者は仕事がなくなった。そういう流動性は、昔から必要なスキルである。

あと11年後には日本の社会保障制度は崩壊し、現在45歳以下の人は、年金があてにならなくなるといわれている。自分で稼ぎ続けられる力が求められている今、私は今から将来を見越して「流動性のあるスペシャリスト」を目指すべきだと考える。