ある物事を観察したとき、その問題や課題が何なのか?、という着眼点をみつけられる想像力というのはとても大切です。
勉強においても仕事においても、様々なことに興味関心をもち、その問題がなぜ起きているのか?どういう事象を起こしているのか?誰が関わっているのか?というような想像力をもつことがすべてのスタートラインになります。
想像力は生まれもった才能ではなく、どういう着眼点を見ればいいのかという訓練で身につけることができます。
次にその問題をどのように解決するかという思考力は、その事象の背景を調べたり、仮説を立てることで考えられます。そういう点においては、「リサーチ力」も必要でしょう。
思考力とは、正解を見つける力ではなく、自分なりの解決法を考えられる力です。つまり回答が複数でも良いのです。
いくつかの問題解決法が考えられたら、次はひとつに絞り仮説を立てます。ここでは結果も予想します。
なるべく正解に近い結果を予測することももちろん重要ですが、あくまでも予測で良く、ここで重要なのは、物事のストーリーを考えて判断できることです。
問題発見から解決までや自分の意見等などを発信する力、つまり表現力は、さまざま形で求められます。現在では言葉だけではなく、画像や映像という場合もあるでしょう。
ここで表現したものが、また反響として返ってくることで新しい発見を得て、そこから想像力を使い、また新たな問題発見へとつながっていくのです。